腸活をしているのに、なぜか全然よくならない…
そんな経験はありませんか?
実はそれ、SIBO(小腸内細菌異常増殖症)が原因かもしれません。
SIBOとは「Small Intestinal Bacterial Overgrowth」の略で、本来ほとんど無菌であるべき小腸に細菌が異常に増えてしまう状態のことを指します。
この記事では、SIBOの症状や一般的な腸活が効かない理由について、わかりやすく解説していきます。
SIBO(小腸内細菌異常増殖症)の主な症状
SIBOになると、以下のような症状がよく見られます。
- 腹痛
- 下痢
- 便秘
- 食後のゲップ
- 食後のおなら
- お腹の張り(膨満感)
- お腹の違和感
- 空腹感がない
一見、一般的な「腸の不調」と似ていますが、通常の腸活や整腸剤では改善しにくいのがSIBOの特徴です。
なぜ腸活しても改善しないのか?
「腸活」とは、主に善玉菌を増やして腸内環境(特に大腸)を整える取り組みです。
しかし、SIBOの場合は小腸に細菌が増えすぎているため、善玉菌を摂取しても、かえって小腸内の細菌にエサを与えてしまうことになります。
その結果、
- 整腸剤
- ヨーグルト
- 発酵食品
などをたくさん摂っても逆に症状が悪化してしまうというケースも少なくありません。
SIBOが疑われるときの対処法
もし腸活をしても症状が良くならない、むしろ悪化するという場合は、一度SIBOを疑ってみることをおすすめします。
専門の医療機関では、呼気テスト(ブレステスト)などでSIBOの診断が可能です。
また、治療法としては以下のようなアプローチがあります:
- 抗菌薬による治療
- 低FODMAP食などの食事療法
- 専門医の指導によるサプリメント管理
まとめ:腸活で改善しないならSIBOの可能性も
腸活は多くの人にとって有効ですが、SIBOが原因の場合は効果が出ないどころか悪化することも。
「整腸剤や発酵食品を試しても良くならない」という場合は、SIBOという選択肢を視野に入れてみてください。
早めに専門医へ相談することで、改善の道が開けるかもしれません。
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