SIBOをセルフケアするにあたって、ベルベリンは非常に重要です。
そのベルベリンについて、簡単にまとめて行きます。
ベルベリンの効果
・カンジダ菌、黄色ブドウ球菌などに対する抗菌作用
・食べたものの発酵、腐敗を抑える
・胃腸運動の改善
・抗炎症作用
・下痢止め
ちょっとした補足
抗菌作用
ベルベリンが持つ抗菌作用は非常に強いにも関わらず、体に必要な細菌類には効果を発揮しないということがわかっています。
体に不必要な菌を選択的に排除するのを手助けしてくれます。
病院で処方される抗生剤などは必要な菌も不必要な菌もすべて殺菌してしまうので、効果は高いですが良い腸内環境も壊してしまう可能性があります。
胃腸運動の改善
胃から腸にかけて蠕動運動の改善し、胃酸、胆汁の分泌が促進され消化吸収の手助けしてくれます。また胃酸、胆汁がしっかり分泌されることで小腸内の殺菌にもつながります。
胃腸運動の正常化、というほうがイメージしやすいかもしれません。
ベルベリンの歴史
キハダという樹木の樹皮から作られるオウバクの主成分がベルベリンです。
漢方では昔から下痢止めや胃腸薬として使われており、長い歴史があります。
黄色で非常に苦味があり、この苦味が体の毒を排出するのを補助してくれると考えられています。
東洋医学では体の毒が悪さをしていると考えられる症状に使われることが多く、今でも百草丸や黄連解毒湯など様々な薬や漢方に使われています。
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